■日本の運営ノウハウと香港のトレンドを融合した店舗
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東証プライム)傘下のタイトーは12日、香港に「タイトーステーション」のフランチャイズ店を初めて出店すると発表した。12月15日にオープンする「タイトーステーション NINA MALL荃湾如心廣場店」は、日本の運営ノウハウと香港のトレンドを融合した店舗となっている。日本の人気アニメやゲームのプライズ機やカーニバルゲーム「Rainbow(レインボウ)」などが楽しめる。運営会社は、タイトーとフランチャイズ契約を結んだHITEK AMUSEMENT LIMITEDで、今後も香港での店舗展開を進める予定。
香港での出店の背景には、香港からの来日客の多さや親日度の高さ、日本のサブカルチャーへの関心の高さなどがある。タイトーは、国内でのフランチャイズ展開の経験や景品メーカーとしての強みを活かし、香港のニーズに合わせた店舗開発を行うことで、他社との差別化を図るとともに、「タイトーステーション」の海外でのブランド認知向上に努めるという。
出店場所は、香港の地下鉄MTR(荃湾西駅)に直結したニナ・モールの一角にある。ニナ・モールは、ショッピング、ダイニング、レジャー、エンターテインメントをワンストップで提供する施設で、タイトーステーションは家族や若者のライフスタイルに合わせたエンターテインメント体験を提供する。現地スタッフがサポートを行い、初心者も安心・安全に楽しめるという。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)