リクルートHDが一段と上げ高値を更新、自社株買い好感され「現在の株価の2倍の価値」(米投資ファンド)報道も思い出し期待強まる
- 2023/12/14 09:49
- 材料でみる株価
■自社株買いは4600万株(発行株数の2.83%)規模
リクルートHD(リクルートホールディングス)<6098>(東証プライム)は12月14日、再び一段と上げて始まり、取引開始後は8%高の5874円(440円高)まで上げ、約2週間ぶりに年初来の高値を更新している。13日の15時に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。同社株は、11月に米投資ファンドのバリューアクト幹部による「現在の株価の2倍の価値がある」という趣旨の発言が伝えられ注目を集めた。
自社株買いは、4600万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.83%)、2000億円を各上限に、2023年12月14日から24年7月17日まで実施するとした。
11月中旬、ロイターニュースは「米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルがリクルートホールディングスとオンライン旅行代理店のエクスペディア・グループの株式を取得したことが分かった。(中略)ロバート・ヘイル共同最高経営責任者(CEO)は『リクルートの資産は現在の株価の2倍の価値があると考えている』と指摘し、今後数年間で大幅な増益につながる可能性があるとした」などと伝えた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)