ダブル・スコープが急伸、韓国のリチウム大手とイオン交換膜などの共同開発に関する協約を締結

■リチウム生産用イオン交換膜の共同開発で合意

 ダブル・スコープ<6619>(東証プライム)は14日、56円高(5.80%高)の1021円まで上げて急伸している。同社は本日(14日)、韓国のリチウム生産大手であるポスコ・ホールディングス(POSCOHD)と、リチウム生産用イオン交換膜などの共同開発に関する協約を締結したと発表。同社の子会社であるW-SCOPEKOREA CO.,LTD.(WSK)は、POSCOHDの水酸化リチウム工場の中核部品であるイオン交換膜(電気透析膜)の安定供給と、二次電池素材のリサイクル技術の開発に協力する。

■2024年から稼働予定のリチウム工場で環境に配慮した製品を提供

 両社は、2024年から稼働予定のリチウム生産工場で、環境に配慮した製品を提供する計画だ。この協約は、2030年までに年間42万3,000トンに拡大する予定のリチウム生産能力の確保に寄与すると期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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