ビジョナルは次第に上げて11%高、「ビズリーチ」けん引し第1四半期の売上高22%増加など好感

■季節性により第1四半期は利益の進捗率高いが注目強まる

 ビジョナル<4194>(東証プライム)は12月15日、時間とともに上げ幅を広げて一段高となり、午前10時40分にかけては11%高の8910円(870円高)まで上げて約6か月ぶりに8900円台を回復している。転職サイト「ビズリーチ」の運営などを行い、14日の15時に発表した第1四半期連結決算(2023年8~10月)が前年同期比で売上高21.5%増、営業利益33.8%増などとなり、注目が再燃している。

 第1四半期は、「引き続きビズリーチ事業がグループ全体の業績をけん引」(説明資料より)し、連結営業利益は前年同期比33.8%増の49億55百万円となった。第1四半期は投資の季節性により利益の通期進捗率が高くなるとし、7月通期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は160億円(前期比21.0%増)だが、株式市場の期待は強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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