中長期投資では企業の掲げる夢と希望に資金を託す=犬丸正寛の相場格言
- 2023/12/18 10:33
- 今日の言葉
【先人の教えを格言で解説!】
(犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年没・享年72歳。生前に残した相場格言を定期的に紹介。)
■中長期投資では企業の掲げる夢と希望に資金を託す
世の中には予想外の事態が起こることもありますが、企業の売上は一朝一夕には変わりません。個人の収入も同じで長いサラリーマン生活の中では臨時収入があることもありますが、収入が確実に増えるという保証はありません。だからこそ、個人でも企業でも国でも将来のために先に投資をしておき、その成果を収めるという努力が必要です。
企業にも現状維持で満足しているところもあるかもしれませんが、多くの企業は目標を設定し、それに向けて計画的に行動する経営をしています。
今日買って明日売るような短期売買では、投資をしてから成果を得るまでの一連のプロセスはあまり重視されませんが、数カ月や数年という長いスパンで投資をする場合には、目標を決めて計画を立てて実行するというプロセスは必ず必要です。
人間は他の動物と違って夢や希望を持つことができる生き物です。だからこそ、投資をするなら夢や希望を持っている企業に資金を提供し、その夢を一緒に実現したいと思うのです。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)