■10年間にわたる惑星分光観測で多くの科学的成果を創出
NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は18日、JAXAの惑星観測衛星「ひさき」について、2013年の打上げから10年と3か月の運用を終え、惑星の超高層大気やプラズマの観測による科学的成果の創出に貢献したと発表した。
同社は、「ひさき」の衛星システム設計・製造、運用支援等を担当し、小型科学衛星用の標準バスの開発にも携わった。この標準バスは、設計寿命の1年を大幅に超える長期間の惑星観測に耐え、その後も他の科学衛星にも採用された。NECは今後も人工衛星や関連システムの提供を通して、日本の宇宙科学の発展に寄与していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)