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雨風太陽は一段高、大谷翔平選手が食べて育った旬の食材を直接購入できる可能性ありと注目強まる
- 2023/12/19 13:50
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■上場2日目、業績見通しは連続赤字だが株価は一段高
上場2日目の雨風太陽<5616>(東証グロース)は12月19日、一段高となり、一時ストップ高の1422円(300円高、27%高)まで上げた後も1400円に近い値段で売買され、出来高も増勢で上値をうかがう相場となっている。公開価格は1044円、初値は1320円だった。
「全国の農家さん・漁師さんから、新鮮な旬の食材を直接購入できるアプリ『ポケットマルシェ』」の運営などを行い、本社は岩手県花巻市。米プロ野球・ドジャースに史上最高額といわれる契約金で移籍した大谷翔平選手は隣の水沢市(現・奥州市)出身で花巻東高校とあって、株式市場関係者からは、「大谷選手が食べて育ったかもしれない旬の食材を直接購入できるのではないか」「保護者から注文が殺到するのでは」といった期待が出て注目を集めている。
「ポケットマルシェ」は、全国の「野菜や果物、魚、肉など約1万6000品の食材」(同社ホームページより)を取りそろえており、そのうち「岩手件」の検索結果は1938件に過ぎなかった。だが、やはり米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星選手も花巻東高校の出身とあって、ご当地の産品は普通の食材ではないといった印象を抱く向きもあるようだ。
上場当日に開示した業績見通し(2023年12月期・個別、会社発表)は、売上高を955百万円(前期比50.2%増)、営業損失を247百万円(前期は営業損失475百万円)、経常損失は181百万円(前期は経常損失321百万円)、当期純損失は185百万円(前期は当期純損失322百万円)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)