20日新規上場のロココは一時公開価格1128円を上回り底堅いスタート

株式市場 IPO 鐘

■初値は1100円、アウトソーシングやクラウドソリューション事業を展開

 12月20日新規上場となったロココ<5868>(東証スタンダード)は、朝の取引開始と同時に1100円で売買が成立し初値をつけた。公開価格は1128円。その後1243円(公開価格の1.3%高)まで上げ、午前11時にかけては1190円前後で売買されている。

 アウトソーシングサービスを行うITO&BPO(ITアウトソーシング&ビジネスプロセスアウトソーシング)事業、システム開発・保守・導入支援を行うクラウドソリューション事業、海外法人としてオフショア拠点にて開発・保守業務を行う海外事業を展開する。設立は1994年6月。

 ITO&BPO事業では、コールセンター業務や興行主にライブチケットの配席管理等のサービスを提供するイベントサービス事業などを行い、クラウドソリューション事業では米国ServiceNow社が提供するプラットフォームシステムの導入支援・運用保守の日本展開や、自社製品の勤怠管理システム「RocoTime(ロコタイム)」の開発・販売などを行う。

 業績見通し(2023年12月期・連結、会社発表)は、売上高72億03百万円(前期比4.0%増)、営業利益4億83百万円(同30.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億11百万円(同31.3%減)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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