ヤマハ発動機は後場もジリ高で3900円台を回復、小型EV用の汎用プラットフォーム公開に期待強まる

■1~2人乗りの小型EV(電動カー)用、プロトモデル7機種を1月に公開

 ヤマハ発動機<7272>(東証プライム)は12月20日、反発して始まった後もジリ高基調を続け、後場寄り後も一段と上げて3910円(125円高)と約2か月ぶりに3900円台を回復している。日銀の大規模金融緩和継続が好感されている上、19日付で1~2人乗りの小型EV(電動カー)の汎用プラットフォーム(開発中のプロトモデル7機種)を「東京オートサロン2024」(24年1月12日から14日、幕張メッセ)に初出展とし、期待が強まっている。

 発表によると、同社では、小型低速EVの汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」の開発を行うとともに、領域を問わない幅広い活用アイデアや共創・協業パートナーの探索を進めている。東京オートサロンでは、『小さなEVを、社会を変える力に。』をテーマに、既存のパートナーと共に開発中のプロトモデル7機種を出展する。業績は連続最高益の見込みのため、期待材料に反応しやすいとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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