■モバイルゲームの海外展開や新たなコンテンツの創出などで協業
アカツキ<3932>(東証プライム)は20日、ソニーグループ<6758>(東証プライム)とコーエーテクモホールディングス<3635>(東証プライム)との間で、資本業務提携に関する契約を締結し、自己株式を第三者割当で処分することを発表した。資本提携の目的は、ゲーム開発力や海外展開力の強化、新たなコンテンツの創出などである。業務提携の内容は、モバイルゲームの共同制作・開発やマルチデバイス型のゲームの協業などである。
同社は、「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」をミッションに掲げ、ゲーム事業を主軸にコミック事業にも挑戦している。モバイルゲーム市場は、マルチデバイス、マルチ言語の”ライブゲーミング”という新たな市場へと進化しており、アカツキはその市場変化に対応すべく、ゲーム開発体制の強化への200億円の集中投資を打ち出した。また、自己株式の取得や新たな製品、技術、人材への投資を積極的に行ってきた。
ソニーグループは、エレクトロニクスやゲーム、エンタテインメントなどの分野でグローバルに事業を展開している。コーエーテクモホールディングスは、ゲームやエンタテインメント、オンライン事業などを手がけている。アカツキは、ソニーグループとはモバイルゲームの海外市場展開や新たなIP及びコンテンツの共同制作・開発などの領域で、コーエーテクモホールディングスとはマルチデバイス次世代運営型ゲームの開発・運用や運営型ゲームのグローバル展開、マーケティング、パブリッシングなどの領域で協業する予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)