鈴与シンワートが再び一段高、「ライドシェア」24年4月開始決定を受け高値を更新
- 2023/12/21 11:13
- 材料でみる株価
■『運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス』に注目強まる
鈴与シンワート<9360>(東証スタンダード)は12月21日、再び一段高となり、午前10時半を過ぎて2060円(150円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新している。『運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス』を提供し、一般のドライバーが条件付きでタクシー事業を行う「ライドシェア」を巡り、「岸田文雄首相が20日のデジタル行財政改革会議で(中略)24年4月から開始すると表明した」(日本経済新聞12月21日付朝刊)と伝えられ、好感買いが先行している。
業績は好調で、今期・2024年3月期の連結業績は大幅な増収増益で連続の最高更新を見込む。このところの株価は、12月1日からは業務で「白ナンバー」車を運転する場合でもアルコールチェックが義務化されたことなどが材料視され値動きを強めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)