CaSyがストップ高、福井県で家事代行サービス開始、共働き率が高い地域での時間創出と女性活躍を目指す
- 2023/12/21 13:16
- 株式投資ニュース
■Technologyを活用したバリューチェーンの適正化で安価で高報酬のサービスを提供
家事代行サービスを提供するCaSy(カジー)<9215>(東証グロース)は21日、300円高(26.91%高)の1415円とストップ高している。同社は20日、2024年から福井県でのサービス開始を発表した。福井県は女性の労働力人口比が全国トップであり、家庭内の時間不足が課題となっている。CaSyは、この課題を解決するために、家事代行利用の促進と労働機会の提供を通じて、ウェルビーイングの向上と女性活躍の推進に貢献するとしている。
同社は、家事代行サービスを中心とした暮らしのマッチング・プラットフォームを運営している。Technologyを活用したバリューチェーンの適正化により、顧客にとっては安価で、サービス提供者にとっては高報酬であるというビジネスモデルを構築している。2022年には、家事代行事業を主体とする事業者の中で唯一、東京証券取引所グロース市場に上場している。
同社は、福井県が地域課題の解決に取り組む施策である「CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト」の採択企業としても選出された。同プロジェクトは、デジタル技術を実装し、社会課題の解決に向けた実証実験を行うものである。CaSyは、家事代行の利用による「働きやすく、暮らしやすく、子育てに最適」な地域の実現を行政とともに推進するという。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)