ティーケーピー(TKP)<3479>(東証グロース)と識学<7049>(東証グロース)は28日、新進気鋭のスタートアップに投資する「新進気鋭スタートアップ投資事業有限責任組合」(新進気鋭ファンド)を組成したと発表。このファンドは、組織力や成長力に着目した投資を行い、識学の組織改善メソッドを導入することで、投資先企業の成長を支援することを目的としている。
新進気鋭ファンドは、投資実行第1号案件として、ECコンサルティング事業を展開する株式会社マクロジ(本社:福岡県福岡市)に株式取得による投資を実行した。マクロジは、ECで「売れる仕組み」を作り出すことをミッションに掲げ、ECマーケティングの戦略立案から実行までを一気通貫で実行可能なビジネスモデルを持っている。社内標準化されたECノウハウとPDCAコンサルモデルにより、再現性の高いコンサルティングと利益率の高いオペレーションモデルを構築しており、今後も運用ツールの開発や事業規模の拡大により成長すると見込まれる。
新進気鋭ファンドは、投資とともに組織力向上のための支援を行うことで、マクロジの競争優位性を強化し、成長速度を加速させることを目指している。TKPと識学は、新進気鋭ファンドを通じて、日本のスタートアップの成長を牽引する企業を発掘し、投資資本の増加とともに、識学メソッドの有用性を証明していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)