岡山製紙はストップ高、通期の予想営業利益を2倍に増額修正、注目集まる
- 2023/12/29 09:57
- 業績でみる株価
■価格改定効果などにより大きく増益の見込みに
岡山製紙<3892>(東証スタンダード)は12月29日、急伸相場となり、買い気配のあとストップ高の1473円(300円高、26%高)で始値をつけて上場来の高値を大きく更新している。28日の15時に業績予想の増額修正を発表し、今期・2024年5月期の予想営業利益を7月に開示した従来予想の2倍などとし、注目集中となった。
第2四半期(2023年6~11月・累計)の営業利益は従来予想の2.3倍に見直した。原料古紙や主な燃料であるLNGの価格は高い水準だが、価格改定の効果などにより大きく増益となる見込み。通期の業績予想は、板紙需要の先行きが不透明感や運送費の上昇が見込まれることなどで利益率はやや下がるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)