サンデンが後場一段と上げストップ高、「北米で初生産」など好感、ここ3か月は低落傾向で自律反発を意識した買いも加わる

■日・中・欧・北4極生産体制を実現、ユーザーの近くで生産

 サンデン<6444>(東証プライム)は12月29日の後場、一段と出直りを強め、13時前に一時ストップ高の204円(50円高、32%高)まで上げて急伸商状となり、約3か月ぶりに200円台を回復している。28日付で米国法人が「北米初となる電動コンプレッサーの生産を開始」と発表しており、買い材料視されたようだ。

 このほど、北米エリアでは同社初となる電気自動車(EV)向け電動コンプレッサーの生産ラインを本格稼働させた。これにより、自動車業界における電動化シフトの加速に併せ、日本・中国・欧州・北米と4極生産体制を実現し、ユーザーの近くで製品を生産し提供することが可能になった。株価は直近3か月ほど低落傾向だったこともあり、自律反発を意識した買いも加わっているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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