【株式市場】日経平均は2日続落の75円安で年内の取引を終える、TOPIXは小反発

◆日経平均は3万3464円17銭(75円45銭安)、TOPIXは2366.39ポイント(4.37ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億8510万株

 12月29日(金)【年内取引最終日】後場の東京株式市場は、米金利低下などを受けて北米の消費景気には期待が強いものの、前場上げたトヨタ<7203>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)が次第に値を消し、日本製鉄<5401>(東証プライム)も後場は小安いままで主力株の売買は低調な様子となった。一方、直近上場のyutori(ゆとり)<5892>(東証グロース)は中盤から再び上げてストップ高、魁力屋(かいりきや)<5891>(東証スタンダード)は終盤に一段高などと大活況。日経平均は73円安で始まり、13時前から次第にダレ模様となって14時半頃に234円45銭安(3万3305円17銭)まで下押し、終盤は戻したが大引けは2日続落で2023年の取引を終えた。TOPIXは小高くなり小反発となった。

 サンデン<6444>(東証スタンダード)は中盤から一段と上げ北米地域で初のコンプレッサー生産開始など好感され一時ストップ高。まぐまぐ<4059>(東証スタンダード)は往年の著名投資家ジム・ロジャーズ氏のメルマガが材料視され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。ピクセラ<6731>(東証スタンダード)は100株を1株とする併合を受け中盤から一段と上げストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億8510万株(前引けは5億4007万株)、売買代金は3兆819億円(同1兆3938億円)。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は1050(前引けは1067)銘柄、値下がり銘柄数は544(同521)銘柄。

 東証33業種別指数は22業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、輸送用機器、その他金融、電力ガス、建設、保険、パルプ紙、ガラス土石、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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