旭化成が高値を更新、TOB中の中央ビルト工業が能登半島地震の復興関連株の見方

■すでに旭化成ホームズが32%保有、完全子会社化をめざす

 旭化成<3407>(東証プライム)は1月5日の前場、再び一段高となり、午前11時前に1078.0円(24.0円高)まで上げ、小幅だが約2週間ぶりに昨年来(2023年来)の高値を更新した。旭化成ホームズが中央ビルト工業<1971>(東証スタンダード)へのTOB(株式公開買付)を23年12月15日から24年2月1日までの予定で実施中で、中央ビルト工業は仮設材などの事業を行うため、旭化成グループも能登半島地震の復興関連株になるとして注目を強める動きがあるようだ。

 旭化成ホームズは、すでに中央ビルト工業の株式を約32%保有する筆頭株主。今回のTOBでは完全子会社化を目的とする。買付け等の価格は普通株式1株につき750円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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