クリナップは5日続伸、復興関連株として注目され日本初のシステムキッチン発表から50周年の記念配当も好感
- 2024/1/9 15:15
- 材料でみる株価
■今3月期末配当に5円の記念配当を実施し18円の予定に
クリナップ<7955>(東証プライム)は1月9日、709円(7円高)まで上げた後も705円前後で堅調に売買され、5日続伸基調で出直り継続となっている。システムキッチンの大手で洗面台やバスルーム関連設備も取りそろえ、能登半島地震の復興関連株として注目されているほか、テクニカル的な見方としては、週単位でみた株価(週足)が13週、26週、52週の主な移動平均を上抜いてきたため強調相場が見込めるとの見方も出ている。
第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)の売上高は前年同期比3.6%増加し、営業利益は同40.4%減だったが、株価は24年の初取引日から第2四半期決算発表直前の株価(23年11月7日終値691円)を上回っており、第2四半期までの業績推移は消化済みになっている。
日本初のシステムキッチン発表から50周年、さらに24年10月5日をもって創業75周年を迎えることを記念し、24年3月期の期末配当に1株当たり5円の記念配当を実施する予定。今3月期の1株当たり期末配当は、普通配当13円と合わせて18円の予定になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)