鹿島、牛のげっぷからのメタンガス排出を抑える海藻の量産技術を開発
- 2024/1/9 16:22
- プレスリリース
■メタンガスを抑制する海藻の形状を球状に変え、陸上で安定的に培養
鹿島<1812>(東証プライム)は1月9日、地球温暖化の原因となるメタンガスを減らす効果がある海藻「カギケノリ」の量産技術を開発したと発表した。カギケノリは、牛の餌に混ぜることで、胃で発生するメタンガスを抑制することができる。同社は、カギケノリの形状を球状に変えることで、陸上の水槽で安定的に培養できるようにした。これにより、藻類の培養効果が高く、事業化の採算に合う量産が可能となった。鹿島は、カギケノリの量産技術をさらに改良し、脱炭素社会への貢献を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)