東洋水産が一段と出直る、目標株価の引き上げ好感、上場来の高値に向け上値を指向

■みずほ証券は1万200円に見直したと伝えられ注目強まる

 東洋水産<2875>(東証プライム)は1月10日、一段と出直りを強める相場となり、午前11時にかけて8046円(337円高)まで上げて約1か月ぶりに8000円台を回復し、実質的な上場来の高値8286円(2023年11月7日)に向けて上値を指向している。今3月期も各利益が連続最高を更新する見込みで上振れ期待がある上、10日はみずほ証券が投資判断を「買い」継続のまま目標株価を引き上げ、これまでの8600円を1万200円に見直したと伝えられ、買い安心感が強まる形になった。

 第2四半期累計期間(2024年4~9月・上期)は海外即席麺事業等が想定を上回り、10月に3月通期の連結業績予想、配当予想を増額修正した。1953年に水産事業を開始してから70周年。「上期の海外即席麺の上乗せ分を通期でも上乗せ」(決算説明資料より)する勢いとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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