■新「Hマーク」も初めてお披露目
ホンダ<7267>(東証プライム)は1月10日、米国ネバダ州ラスベガス市で開催されている「CES 2024」で、2026年からグローバル市場への投入を開始する新たなEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」を世界初公開したと発表。2026年からグローバルで展開するこのシリーズは、ホンダのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造していくという決意を表している。また、次世代EVへの新たな決意を示す新「Hマーク」も初めてお披露目した。
Honda 0シリーズのコンセプトモデルとして、「SALOON(サルーン)」と「SPACE-HUB(スペース ハブ)」の2種類を展示した。「SALOON」は、高級感とスポーティさを兼ね備えたセダン型のEVで、「SPACE-HUB」は、広々とした室内空間を活用できるミニバン型のEVである。両モデルともに、新たな開発アプローチ「Thin, Light, and Wise(シン ライト アンド ワイズ)」を軸に、芸術的なデザイン、安全・安心のAD/ADAS、IoT・コネクテッドによる新たな空間価値、人車一体の操る喜び、高い電費性能という5つのコアバリューを提供する。
同社は、2050年にカーボンニュートラルを目指し、2040年までに四輪車のEV・FCEV販売比率をグローバルで100%とする目標を掲げている。Honda 0シリーズは、その実現に向けたホンダの夢と挑戦を象徴するEVシリーズである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)