クラウディアHDがストップ高、第1四半期の利益が通期予想を上回る、シーズン性強いがコロナ後の回復の強さみせつける

■9月から11月と3月から5月の婚礼シーズンに偏重だが想定以上の見方

 クラウディアHD(クラウディアホールディングス)<3607>(東証スタンダード)は1月11日、急伸し、取引開始後にストップ高の463円(80円高、21%高)をつけて約1か月ぶりに400円台を回復、午前10時30分を過ぎても買い気配のままストップ高を続けている。10日15時に発表した第1四半期連結決算(2023年9~11月)で営業・経常・純利益とも期初に開示した通期予想額を上回り、注目集中となった。「第1四半期(9月から11月)および第3四半期(3月から5月)の婚礼シーズン時期に売上高、利益が偏重する傾向」(決算短信より)があるものの、コロナ後の回復が想定以上との受け止め方が出ている。

 第1四半期(2023年9~11月)は、単価改善の効果等により増収となり、売上高は前年同期比14.7%増加した。リゾート挙式部門におけるハワイ挙式が回復したことも寄与した。連結営業利益は前年同期比9.5%増の8億87百万円だった。期初に開示した今8月期・通期の予想は6.0億円(前期比8.4%増)で、通期予想は売上高、各利益とも変更しなかった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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