ジェーソンは後場も気配値のままストップ高続く、株主優待の新設と第3四半期決算を好感

■優待は500株以上保有の株主を対象に今2月期末から実施

 ジェーソン<3080>(東証スタンダード)は1月12日、朝の取引開始から気配値のままストップ高となる621円(100円高、19%高)で推移し、13時を回っても売買が成立しないまま急伸商状となっている。首都圏でスーパー「ジェーソン」を展開し、株主優待の新設と第3四半期決算が好感されている。値がつけば2022年12月以来の600円台になる。

 第3四半期連結決算(2023年3~11月・累計)は、売上高が前年同期比6.8%増加し、営業利益は同10.4%増の8億32百万円だった。2月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は960百万円(前期比19.8%増)。営業利益は第3四半期までで通期予想の87%に達した。第4四半期は年末年始の需要があり「書き入れ時」になるため、通期予想は上振れ濃厚との見方が出ている。

 株主優待は、500株(5単元)以上を保有する株主を対象に、一律で(1)当社店舗でご利用いただける株主優待券8000円分(1000円券×8枚)、または(2)ナチュラルミネラルウォーター「尚仁沢の天然水」(500㎖24本入×4箱)のいずれか一つを選択する。24年2月末日現在の対象株主への贈呈をもって毎年実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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