【株式市場】前場の日経平均は159円高、円安進みトヨタが最高値、半導体株も高い

◆日経平均は3万5637円01銭(159円26銭高)、TOPIXは2502.13ポイント(5.75ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億2326万株

 1月18日(木)前場の東京株式市場は、1ドル148円台への円安進行や米景気指標などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)が2日続けて上場来高値を更新など自動車株に強さがみられ、ダイキン<6367>(東証プライム)やブリヂストン<5108>(東証プライム)も高く、東京エレク<8035>(東証プライム)は小安く始まったが次第高など半導体関連株も全般堅調となった。日経平均は106円安で始まったがすぐに堅調となり、一進一退のあと午前11時には250円34銭高(3万5728円09銭)まで上げ、前引けもしっかりとなった。

 日本コンクリート工業<5269>(東証プライム)が第2四半期決算など好感され一段高。ホーチキ<6745>(東証プライム)は業績上振れ期待に復興関連需要への期待が加わり一段高。ニチレキ<5011>(東証プライム)も復興関連需要への期待で高値を更新。キタック<4707>(東証スタンダード)は再び急伸し能登地震を受けた急騰後の調整一巡の見方。松尾電機<6969>(東証スタンダード)は中期計画が連日好感され2日連続ストップ高。ショーケース<3909>(東証スタンダード)はJCBへのAIサービス提供が好感され気配値のままストップ高。VALUENEX<4422>(東証グロース)は新サービスβ版のリリースに備えテスター募集との発表を受け期待強まり急反発。モビルス<4370>(東証グロース)はNTTグループ企業へのAIシステム提供が材料視され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億2326万株、売買代金は2兆749億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は968銘柄、値下がり銘柄数は635銘柄。

 東証33業種別指数は17業種が値上がりし、輸送用機器、ゴム製品、その他製品、金属製品、ガラス土石、鉄鋼、繊維製品、倉庫運輸、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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