【株式市場】日経平均は11円安となり小幅だが3日続落、円安など好感され下値堅い

◆日経平均は3万5466円17銭(11円58銭安)、TOPIXは2492.09ポイント(4.29ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は14億6267万株

 1月18日(木)後場の東京株式市場は、引き続き円安など好感され、ホンダ<7267>(東証プライム)が寄り後に一段と強含むなど自動車株が活況高となり、半導体関連株はソシオネクスト<6526>(東証プライム)が一段高など出遅れ感のある銘柄に物色が拡大。ブリヂストン<5108>(東証プライム)なども高いまま推移。一方、三井住友FG<8316>(東証プライム)は軟調なまま重く、野村HD<8604>(東証プライム)は13時頃から次第に軟化など証券株も上げ一服模様になった。日経平均も13時前から値を消し始め、14時前に106円50銭安(3万5371円25銭)まで軟化し、大引けは小幅安で3日続落となった。TOPIXも3日続落。

 後場は、ローツェ<6323>(東証プライム)が一段と上げ2月決算への期待や半導体製造用の自動搬送ロボ拡大など言われ、日本コンクリート工業<5269>(東証プライム)は第2四半期決算が好感されて一段高。アルファ<4760>(東証スタンダード)は後場一段と上げ業績予想の増額発表後は毎日交互に上げ下げする波動に乗る買い増幅の見方。雨風太陽<5616>(東証グロース)は前日まで7日続落とあって自律反発狙いの買い流入とされ急反発。グラッドキューブ<9561>(東証グロース)は14時過ぎから急伸しIR情報ネット誌で時価総額の拡大方針を開示とされ一時ストップ高。VALUENEX<4422>(東証グロース)は新サービスに関するβ版リリースが好感され前場ストップ高のあと大引けまで買い気配。LAホールディングス<2986>(東証グロース)は中期計画の上方修正発表が好感され後場急動意。

 東証プライム市場の出来高概算は14億6267万株(前引けは7億2326万株)、売買代金は3兆9983億円(同2兆749億円)。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は863(前引けは968)銘柄、値下がり銘柄数は729(同635)銘柄。

 東証33業種別指数は10業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり上位は、輸送用機器、ゴム製品、その他製品、ガラス土石、倉庫運輸、金属製品、繊維製品、食糧品、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る