東京エレクトロンが1週間ぶりに最高値を更新、米半導体株高や台湾TSMCの動向を好感

■TSMC熊本工場は今秋に量産開始とされ半導体関連株は軒並み高い

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は1月19日、再び一段高で始まり、取引開始後は4%高の2万7765円(1140円高)まで上げ、実質的な上場来の高値を5取引日ぶりに更新している。NY株式市場でエヌビディアやアップルなどが再び
活況高となり、日本の半導体関連株にも買いやすさが再燃した上、台湾の半導体大手TSMCが熊本県に建設している半導体工場の開所式を2月24日に開く予定を明らかにしたと伝えられ、半導体株への注目を強める要因になる期待がある。

 TSMCは台湾で18日に開いた決算説明会で、熊本工場の量産開始は2024年10~12月期になる見通しを明らかにしたと伝えられた。アドバンテスト<6857>(東証プライム)、ディスコ<6146>(東証プライム)など、半導体関連株は軒並み高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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