サインポストが一段高、業績予想の増額修正など好感され2年続いた長期低落から急激に出直る

■第3四半期(2023年3~11月)で営業、経常利益が黒字転換

 サインポスト<3996>(スタンダード)は1月23日、一段高となり、午前10時過ぎに12%高の593円(64円高)まで上げた後も580円前後で売買され、約8か月ぶりに550円台を回復している。1月15日に第3四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表し、翌取引日から出直りを継続中。ほとんど2年続いた長期低落基調から急激に出直っている。

 第3四半期決算(2023年3~11月・累計)は、コンサルティング事業で高水準な稼働が続いていることなどにより売上高が前年同期比12.2%増加し、営業利益、経常利益は前年同期比で黒字に転換した。今期・24年2月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は23年4月に開示した従来予想の2.2倍に相当する66百万円の見込みに見直し、純利益は同76.5%増の30百万円の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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