ABEJAは一時2日連続ストップ高、AWSの大型投資など好感するが筆頭株主グル-プを巡る思惑買いも
- 2024/1/23 14:03
- 材料でみる株価
■SOMPOホールディングスが体制刷新の見込みで新たな展開を期待
ABEJA<5574>(東証グロース)は1月23日、3915円(700円高、22%高)まで上げて一時2日連続ストップ高となり、後場寄り後も13%高の3635円(420円高)前後で売買され、上場来の安値圏から2日続けて大きく出直っている。人とAIが協調する環境を創出するDX(デジタルトランスフォーメーションニーズ)支援サービス『ABEJA Platform』の提供などを行い、1月11日に発表した第1四半期決算(2023年9~11月・非連結)は好調。発表翌日に大きく出直った後は値固めだったが、直近はAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)が日本国内で5年間に2.3兆円を投資すると発表したことなどが材料視され連日大きく出直っている。
また、同社の1位株主はSOMPOホールディングス<8630>(東証プライム)100%出資のSOMPO Light Vortex株式会社(23年8月末現在19.7%保有)。直近はSOMPOホールディングスのトップがビッグモーター問題を受けて退任との報道が相次いだため、SOMPOグループの経営刷新を受けて新たな展開が期待できるとの期待も出ているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)