LITALICOは急反発、未定だった配当予想を開示、第3四半期決算は大幅増益
- 2024/1/30 10:34
- 業績でみる株価
■4~12月は売上高26%増加、障害就労支援、児童福祉など拡大
LITALICO<7366>(東証プライム)は1月30日、急反発となって大きく出直り、取引開始後に11%高の2065円(205円高)まで上げた後も2000円台で売買され、ほぼ1か月ぶりに2000円台を回復している。働くことに障害のある方への就労支援サービス『LITALICOワークス』の運営や全国300を超える施設での障害者支援を行い、29日の15時に第3四半期決算と未定だった2024年3月期の配当予想(3月期末のみ実施中)を発表し、好感買いが先行している。24年3月期の期末配当は1株8円の予定(前期比1円50銭の増配)とした。
第3四半期の連結業績(2023年4~12月・累計)は、売上高が前年度期比26.3%増加し、営業利益は同23.8%増加した。4~12月で就労支援の14施設を新規に開設し、児童福祉事業では18施設を新規に開設した。今3月期の連結業績予想は全体に据え置き、売上高は前期比24.1%増、営業利益は同31.5%増で11期連続の増収増益を計画、親会社の所有者に帰属する当期利益は同90.4%増を計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)