QPS研究所は再び上場来高値を更新、2025年の小型衛星36機体制に向け期待強まる

■地球上どこでも10分間隔で観測できる「準リアルタイムデータ提供サービス」めざす

 QPS研究所<5595>(東証グロース)は2月1日、再び一段高となり、19%高の2093円(331円高)まで上げた後も2000円前後で売買され、2日ぶりに上場来の高値を更新している。自社開発の高精細小型レーダー衛星「QPS-SAR」で、夜間や天候不良時でも任意の対象を高分解能・高画質で観測できるSAR画像を提供し、2023年12月6日に株式を上場。このところは、1月26日に決算説明動画を公開し、翌取引日の29日にいきなり急伸してストップ高となり、以後、断続的に高値を更新している。

 2025年以降には36機の衛星による観測網を整える計画で、「世界中のほぼどこでも特定地域を平均10分間隔で観測できる『準リアルタイムデータ提供サービス』を目指し」(同社ホームページより)ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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