【株式市場】前場の日経平均は200円高、NYダウ最高値など受け出来高増加
- 2024/2/5 12:22
- プレスリリース
◆日経平均は3万6358円21銭(200円19銭高)、TOPIXは2559.04ポイント(19.36ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し10億285万株
2月5日(月)前場の東京株式市場は、NYダウとS&P500種の最高更新などを受けてソニーG<6758>(東証プライム)やホンダ<7267>(東証プライム)、コマツ<6301>(東証プライム)などが堅調に始まって上げ幅を保ち、パナソニックHD<6752>(東証プライム)など四半期決算の増益が目立った銘柄も活況高となった。日経平均は朝寄り直後に294円60銭高(3万6452円62銭)まで上げ。中盤に54円98銭高(3万6213円ちょうど)までダレ模様になったが、前引けは200円高と再び強張った。
三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東証プライム)が四半期決算と業績予想の増額修正、自社株買い、消却などの発表を受けて2018年以来の2000円台に進み、米金利の強含みを受けて銀行、保険株も上げ、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)は第3四半期までで通期計画に迫る利益が注目され高値を更新。セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は減収減益で通期予想を下方修正したが9~12月の利益拡大など注目され活況高。田中化学研究所<4080>(東証スタンダード)も減益決算だが月予想の増額修正など好感され急伸。SMN<6185>(東証プライム)は第3四半期赤字だが通期予想の黒字予想継続などに期待強く再び一段と出直り拡大。ピアズ<7066>(東証グロース)はsトップ高となりNTTドコモとの新サービスが連日好感され3日連続大幅高。sMedio<3913>(東証グロース)は主力サービスのサブスクリプション契約数3万件達成などで2日連続ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は増加し10億285万株、売買代金は2兆6362億円。プライム上場1658銘柄のうち、値上がり銘柄数は1142銘柄、値下がり銘柄数は462銘柄。
東証33業種別指数は26業種が値上がりし、不動産、銀行、輸送用機器、保険、パルプ紙、非鉄金属、証券諸品先物、ガラス土石、機械、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)