アドヴァンGは3年ぶりの高値に進む、自社株買いと消却で「PBRの向上並びに株主還元の充実めざす」
- 2024/2/13 12:59
- 材料でみる株価
■これまで実施中の自社株買いを満額完了、13日から新たな自社株買い
アドヴァンG(アドヴァングループ)<7463>(東証スタンダード)は2月13日、急激に出直る相場となり、前場6%高の1111円(64円高)まで上げて後場も1097円(50円高)で始まり、約1か月ぶりに直近の高値を更新して2021年以来の高値に進んでいる。前取引日の9日夕方に自社株買い(自己株式の取得)のほぼ満額達成と新たな自社株買い、消却を発表、「PBRの向上並びに株主還元の充実をめざす」(発表リリースより)とし、好感されている。
これまで実施してきた自社株買いは、23年12月21日から24年3月29日までの予定だったが、24年1月末までで取得上限株数の98%を取得し、終了するとした。続いて、新たな自社株買いを、24年2月13日から25年2月12日までの予定で、上限株数100万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.7%)、上限金額12億円で行うとした。また、24年2月22日を消却予定日として100万株(消却前の発行済株式総数に対する割合1.9%)を消却するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)