関西電力<9503>(東1・売買単位100株)が9.6%高の1401円(123円高)となり、九州電力<9508>(東1・売買単位100株)は7.1%高の1349円(89円高)など、電力株が全面高となった。原油価格の低下効果に期待する動きが強まったほか、野村ホールディングス<8604>(東1)の野村證券が関西電力などの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたと伝わったことなどが材料視された。関西電力は原油価格低下の恩恵が相対的に大のもよう。このところ、米WTI原油先物、ドバイ原油のスポット価格などは40ドル台前半で推移したまま低位安定が続いている。