DMG森精機は17年ぶりの高値に進む、業績好調で機械受注の回復も好感

■前12月期は31%増益、機械受注統計がマイナスの間も好調

 DMG森精機<6141>(東証プライム)は2月21日、再び上値を追って始まり、取引開始後は4%高の3473円(122円高)をつけ、2日ぶりに直近の高値を更新し、2007年以来の高値に進んでいる。2023年12月期の連結営業利益が31.4%増加など業績好調な上、19日に発表された国内の機械受注統計で12月の受注額(船舶・電力を除く民需)が2か月ぶりに増加したと伝えられたことなどが買い材料視されている。

 今12月期の予想連結営業利益は5.3%増を想定し、伸び率は鈍化するが、機械受注統計では10~12月の動向が3四半期連続減だったため、前12月期の大幅増益は業界全体の動向に逆行する高業績だった形。こうした好調さへの注目度は強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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