ノジマは一時14%高、自社株買いの継続実施など好感され急激に切り返す

■第3四半期決算は減益だが売上高は33%伸びる

 ノジマ<7419>(東証プライム)は2月21日、急激に切り返す相場となり、一時14%高の1754円(94円高)まで上げて出直りを強めている。20日の15時30分に第3四半期決算と新たな自社株買い(自己株式の取得)などを発表し、現在実施中の自社株買い(2023年2月22日から24年2月21日までの予定)に続き、新たに「24年2月21日から25年2月20日まで」自社株買いを行うとしたことなどが好感されている。

 第3四半期連結決算(2023年4~12月・累計)は営業利益が前年同期比13.3%減など各利益とも減益だったが、売上高は同33.1%伸びた。通期の予想は営業利益13%増などを全体に据え置いた。

 現在実施中の自社株買いは200万株、取得総額30億円を各上限として、23年2月22日から24年2月21日までの予定で行い、111万6000株を取得済み。これに続いて、新たな自社株買いを上限200万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.04%)、取得総額40億円で24年2月21日から25年2月20日まで行うとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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