マーチャント・バンカーズ、「土岐グランドボウル」の土地建物を賃貸しさらに収益基盤を強化、長期安定的な賃料収入を確保
- 2024/2/21 18:17
- プレスリリース
■ボウリング場、バッティングセンター、ビリヤード、ゲームなどの複合レジャー施設
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は、同社が土地建物を所有して運営を行っている複合レジャー施設「土岐グランドボウル」(岐阜県土岐市)について、2024年3月1日付(予定)で、株式会社スポルト(名古屋市中区)と10年間の賃貸借契約を交わし、土地建物を賃貸の上でボウリング場等の運営についてスポルト社に譲渡する。2月19日に、基本合意書を締結した。
■賃料収入は当初年15百万円、3年目からは18百万円
これによる賃料収入は、2024年4月から26年3月まで年間15百万円、26年4月から34年3月までは年間18百万円になる。
「土岐グランドボウル」は1971年創業のボウリング場で、バッティングセンターやビリヤード、ゲーム等、地域密着の複合レジャー施設として運営を行っている。2023年10月期(7か月変則決算)における売上高は32百万円、営業利益は4百万円。
一方、スポルト社は、アメリカのボウリング設備メーカーBrunswick Corporationの関連会社が1970年3月より行っていたボウリング場運営事業を、2011年9月に会社分割により承継して設立された会社であり、半世紀以上にわたるボウリング場運営の経験と実績をもって全国14ヵ所のボウリング場を運営している。
■都市部の不動産などで堅固な収益基盤を確保し将来投資を展開
マーチャント・バンカーズでは、投資会社として、不動産(都市部のマンション)の保有による賃料や、売却による利益を安定的収益源として堅固な収益基盤を確保の上、将来性や社会性の高い企業や事業への投資を展開している。
これまで、ホテル事業やインターネットカフェ事業から撤退し、収益基盤を強化してきたが、今般、「土岐グランドボウル」について、事業を譲渡のうえ、長期安定的な賃料収入を確保することにより、更に収益基盤の強化をはかる。
スポルト社は、半世紀以上にわたるボウリング場運営の経験と実績をもって全国14ヵ所のボウリング場を運営している。23年5月1日付「今後の土岐グランドボウルを通じたプロモーション展開に関するお知らせ」で開示した「健康ボウリング教室」や各種イベントにも積極的に取り組んでおり、ボウリング場運営事業をさらに強化したいというスポルト社の意向と、収益基盤の安定性を強化したいというマーチャント・バンカーズの意向が合致し、基本合意に至った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)