ルネサスエレクトロニクスが急反発、高速・低消費電力の組み込みAI-MPUを開発

■AIモデルの軽量化とプロセッサの協調動作で高性能化を実現

 ルネサスエレクトロニクス<6723>(東証プライム)は2月22日、132円高(5.43%高)の2561円まで上げて急反発している。同社は本日(22日)、高度なビジョンAIを実現するMPU(Micro Processor Unit)を、高速化、低消費電力化する組み込みプロセッサ技術を開発したと発表。

 同技術は、軽量化したAIモデルを効率よく処理できるAIアクセラレータと、CPUやDRPなどの異なるプロセッサを協調動作させるヘテロジニアスアーキテクチャ技術からなる。これらの技術を搭載した組み込みAI-MPUを試作し、高速かつ低消費電力動作を実証した。この技術は、ロボットやスマート市場などの自動化に向けて、発熱の問題を解決し、リアルタイム処理を可能にすると期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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