セブン&アイ・HDが急反発、「ヨーカ堂を売却」の観測記事を完全否定したが思惑膨らむ

セブン&アイ・ホールディングス 3382

■「売却先として名前が浮上する投資ファンド2社」と東洋経済オンラインが伝える

 セブン&アイ・HD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)は2月29日、反発一段高となり、取引開始後に7%高の2239.0円(139.0円高)まで上げて実質的な上場来の高値を更新し、午前10時40分にかけても2200円台で売買活発となっている。同日付で普通株式869万9800株(消却前の発行済株式総数に対する割合0.98%)の消却を行うと発表済みのため株式価値の向上期待がある上、朝、「そごう・西武に続きヨーカ堂売却を検討~売却先として名前が浮上する投資ファンド2社~」(東洋経済ONLINE)と伝えられ、思惑含みとなった。

 これに対し、セブン&アイ・HDは、「本日の一部報道において、『セブン&アイが投資ファンドへのイトーヨーカ堂売却を検討』という旨の報道がございましたが、本記事に掲載されている内容の事実は全くございません」と同社ホームページの「ニュース」欄などに開示している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る