【銘柄フラッシュ】文教堂グループHDなど急伸しホンダは回復し底堅い
- 2014/10/29 16:19
- 株式投資News
29日は、昨日発表の第2四半期決算が好調だったシマノ<7309>(東1)は3.8%高となり高値を更新し、オムロン<6645>(東1)は7.6%高で戻り高値を更新、鉄鋼株のJFEホールディングス<5411>(東1)も5.2%高の大幅続伸となった。決算内容が今ひとつだったホンダ<7267>(東1)も前引けにかけて前日比プラス圏に浮上し、後場は一進一退だが底堅く0.1%安。また、本日の昼前に発表した東京テアトル<9633>(東1)は2.2%高となり戻り高値、橋本総業<7570>(東1)は4.2%高。13時に発表した川崎重工業<7012>(東1)は2.5%高、塩野義製薬<4507>(東1)は高値顔合わせの1.0%高。14時に発表したカナレ電気<5819>(東1)は2.0%高の戻り高値、三ツ星ベルト<5192>(東1)は6.3%高の戻り高値、西松建設<1820>(東1)も1.7%高で戻り高値に進んだ。半面、日本エアーテック<6291>(東1)などの「エボラ出血熱」関連株は軒並み反落となった。
文教堂グループホールディングス<9978>(JQS)が明日株式を上場するアルファポリス(9647、東証マザーズ)の類似銘柄の書籍関連株ということで期待が広がり29.0%高と出直りを大きく拡大し、朝日ラバー<5162>(JQS)はLED関連株のため昨日の一粒で三原色を発光するLEDの開発報道などを材料に13.8%高、昭和システムエンジニアリング<4752>(JQS)は金融向けシステムを手がけ、大手銀行が決済の締め切りを16時に延長する可能性などに期待とされて2日連続ストップ高の18.2%高、オンコセラピー・サイエンス<4564>(東マ)は新規抗がん剤に関するシカゴ大学との論文を材料に26.1%高となり高値を更新。
訪日観光客の増加を材料に象印マホービン<7965>(東2)が戻り高値に進み4.1%高、ラオックス<8202>(東2)は高値更新後に伸び悩んだが0.6%高。
東証1部の値上がり率1位はアイロムホールディングス<2372>(東1)の14.9%高となり、引き続き京都大学とのiPS細胞による難病治療薬の共同研究を材料視、2位は芝浦メカトロニクス<6590>(東1)の11.7%高となり昨日発表の第2四半期決算を好感、3位は東京エネシス<1945>(東1)の11.1%高となり昨日発表の業績予想の増額修正などを好感して高値を更新した。