ニーズウェルは上場来の高値を更新、物流・運送業界の「2024年問題」関連株として注目強い
- 2024/3/4 10:44
- 材料でみる株価
■直近はスギ薬局の経費精算業務改革支援なども買い材料視
ニーズウェル<3992>(東証プライム)は3月4日、一段高となり、午前10時過ぎには15%高の1036円(136円高)まで上げて4日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。業務系システム開発などを行い、インボイス対応需要などによる好業績を受けて株価は2023年初から好調。物流・運送業界の「2024年問題」関連株とされてるほか、直近は、2月28日に発表した佐藤工業株式会社(東京都中央区)からの業務自動化案件受注、29日に発表したスギホールディングス<7649>(東証プライム)のスギ薬局の経費精算業務改革支援・運用開始などが買い材料視されている。
また、倉庫管理システム「SmartWMS」などの提供も行っており、AIピッキングカートなどのマテハン機器との連携を積極的に提供し、運送会社と荷主間の業務分担の見直しや倉庫内作業の更なる効率化などに対応、物流・運送業界の「2024年問題」解決に関連する銘柄としても注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)