■今期の大幅増収増益予想などに期待再燃
ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は3月4日、一段高となり、前引けにかけてストップ高の1万7320円(3000円高、21%高)まで上げ、後場はそのまま買い気配を続けて約8か月ぶりに直近の高値を更新し、上場来の高値1万8125円(2020年10月)に向けて上値を追っている。3月1日付で英文の連結決算短信「Consolidated Financial Results for the Fiscal Year Ended December 31,2023」を発表しており、海外資金の注目が集まったと見られているほか、このところ値動きが煮詰まっていたため、チャート妙味と合わせて今期の大幅増益見通しを好感し直す買いが時間とともに拡大したとみられている。
2月14日に12月決算と今期の予想を発表し、今期・24年12月期は売上高26.5%増、営業利益2.4倍などと大幅な増収増益を見込む。また、同16日には米データ&AIカンパニーDatabricks Inc.(カリフォルニア州)のSIコンサルティングパートナー認定などを発表。株価はストップ高を交えて急伸した。その後、3月初にかけての1週間ほどは上げ下げの振幅が次第に縮小する三角もち合いを形成し、遠からず大きく動意づく予兆を見せていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)