ジャパンフーズは高値に迫る、業績が回復傾向から拡大傾向に移行する様子で注目強い

■第3四半期は売上高23%増加、直近は防災用品の需要も追い風の見方

 ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は3月6日、前後場ともジリ高傾向となり、14時にかけて1484円(65円高)まで上げ、約1週間前につけた2018年以来の高値1600円に向けて再び上値を追っている。茶系飲料や炭酸飲料などの飲料受託製造を行い、業績は回復傾向から拡大傾向に移行する見通し。このところは、能登半島地震などを受けて防災用品の見直し需要が高まっていることも同社株への注目を再燃させたとみられている。

 第3四半期(2023年4~12月・累計)の連結業績は、売上高が前年同期比22.6%増の9357百万円となり、営業利益は前年同期比で黒字に転換。親会社株主に帰属する四半期純利益は同6.7倍の9億90百万円と大幅に増加した。株式市場関係者からは、21年3月期から22年3月期を底にした回復傾向が今期は拡大傾向に移行する様子との受け止め方が聞かれている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る