ツムラが連日急伸、薬価改定で漢方薬業界への恩恵大と伝えられ注目強まる

■薬業専門紙が同社の改定品目の価格は「平均24%引き上げ」と

 ツムラ<4540>(東証プライム)は3月7日、一段高となり、取引開始後に17%高の3825.0円(559.0円高)まで上げ、2日連続の大幅高で2021年9月以来の3800円台に進んでいる。引き続き、2024年度の薬価改定では漢方薬業界への恩恵が大との観測報道が材料視され、注目が強まっている。

 3月6日、日刊薬業(株式会社じほう)のWEBサイトで、「2024年度薬価改定の影響について日刊薬業が製薬各社にアンケート調査を行ったところ、ツムラが改定品目の単純平均ベースで24%の大幅引き上げを受けることが明らかになった」と伝えられ、がぜん注目が強まった。この日の株価はストップ高(基準値から500円高、500.5円高の3266.0円)。この急伸が単発で終わらないため投機妙味が強まっているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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