■任天堂グループと調整し発売時期を年末年始ではなく2月に移行
テクミラHD(テクミラホールディングス)<3627>(東証スタンダード)は3月8日、再び上値を追う相場となり、午前10時30分にかけて一時ストップ高の564円(80円高、17%高)まで上げ、約8か月ぶりに580円台を回復している。子会社ネオスが2月22日に発売したNintendo Switch(ニンテンドー・スイッチ)向けソフト「クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』」の初動が好調との見方が出ているもようで、業績回復への期待が言われている。
テクミラHDは2月15日に業績予想の下方修正を発表したが、その要因として、「Switchソフトについては、最終的に販売元である任天堂グループとの調整を行った結果、大型タイトルの発売が集中する年末年始商戦を避け、2024年2月22日を発売日とすることと致しました」(発表リリースより)としていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)