ITbookホールディングスグループが「縦型雨水浸透施設二重管工法」を国土交通省の「グリーンインフラ創出促進事業」で採択
- 2024/3/12 08:49
- プレスリリース
■神奈川県川崎市での実証地域として選定
ITbookホールディングス<1447>(東証グロース)グループの株式会社サムシング(東京都江東区)は3月11日、国土交通省の「グリーンインフラ創出促進事業」において、神奈川県川崎市を実証地域とする「縦型雨水浸透施設二重管工法」が採択されたと発表。この新技術は、従来のドレーン工法に比べて施工工期の短縮と維持管理の容易化を実現し、地域社会の持続可能な発展に寄与する。
近年、都市部での都市型洪水が増加しており、従来の下水道や排水路の拡充だけでは対応が難しいケースが多くあった。一方で、雨水浸透桝は設置が容易ですが、地表面に限定された浸透能力では十分な改善が見込めなかった。
採択された新型技術は、既存のドレーン管の外側に新たなドレーン管を設置して二重管とし、埋設後でも内側のスティックフィルターを取り外すことで洗浄や取り換えが可能となる。これにより施工工期の短縮と維持管理の容易化を目指す。
神奈川県川崎市多摩区堰1丁目を実証フィールドとし、従来技術と新技術の二重管工法の雨水浸透能力や貯留量、維持管理の容易さを比較検証する。同社グループは防災・減災と持続可能な地域社会の実現に向けて、この実証事業を推進していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)