レナサイエンス、ニプロとの共同開発契約を発表、慢性透析患者の治療を革新するAI技術の事業化へ

■医療現場での稼働に必要なシステム開発を推進

 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は3月14日、ニプロ<8086>(東証プライム)との間で共同開発契約を締結したと発表。同契約は、慢性透析患者の治療時における除水量の最適値を予測する人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器(SaMD)の事業化に向けたもの。当該ソフトウェアの基本的な研究開発が完了し、医療現場での稼働に必要なシステム開発を進めるためのものである。

 同社は、東北大学、NEC、NECソリューションイノベータ(NES)と共同で、このSaMDの開発を進めてきた。2021年5月にニプロと共同研究契約を締結し、翌年5月には共同研究期間を延長する変更覚書を締結している。今回の共同開発契約により、NESと共にシステム開発に取り組む予定。ニプロからは、契約一時金として3千万円を受領予定で、2024年3月期第4四半期の収益として計上される予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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