■生成AIによるDX加速
日立製作所<6501>(東証プライム)は3月19日、4日続伸基調となり、午前10時過ぎに1万3040円(340円高)まで上げて約2週間前につけた上場来の高値1万3330円に向けて出直りを続けている。18日午前、米半導体大手NVIDIA(エヌビディア)との協業と生成AIによるDX加速を発表し、注目が強まっている。
日立のミッションクリティカルなプロダクト・サービスにおけるリーダーシップと、NVIDIAのAIプラットフォームのノウハウを融合し、DXによる社会イノベーションを加速するとした。今回の協業により、生成AIのケイパビリティをエネルギーやモビリティ、産業などの領域へと拡大し、工場やプラント、都市インフラなどを制御するIOTシステムであるOT領域においてセンサーやデバイス、機器・設備から生成される膨大なデータを取り込み、生成AIを適用することで、パフォーマンスを効率化し、洞察(インサイト)を深め、これまでは不可能であったアクションを自動化することができるようにする。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)