アイネットが上場来高値に迫る、増配に加えAIサーバー市場の拡大予想を好感

■東京エレクのAIサーバー向け拡大報道など好感

 アイネット<9600>(東証プライム)は3月19日、4日続伸基調となり、日々値上がり幅を広げて6%高の2339円(142円高)まで上げて1か月前につけた実質上場来の高値2500円に向けて出直りを強めている。独立系のデータセンター、サーバー開発企業で、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)に関する19日の報道の中に「25年には、AIサーバー関連の成長やスマートフォン・パソコン需要の回復などに伴い、演算用ロジック・製造受託(ファウンドリー)向けも上向く」「AIサーバー向けについては、23年の約40億ドルから24年に約100億ドル、25年に約160億ドルと予想する」(日経電子版3月18日18:00)などとあることを手掛かりに注目を強める様子がある。データセンター、サーバーのさくらインターネット<3778>(東証プライム)も続伸基調となっている。

 また、アイネットは3月15日に今期・2024年3月期の配当予想の増額修正などを発表した。今3月期末配当を1株27円の予定(前年同期比3円の増配)とし好感された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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