ソフトバンクと日本マイクロソフト、生成AIを活用したコールセンターの共同開発を開始

■AI導入で待ち時間短縮と対応均質化を実現

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は3月19日、日本マイクロソフトと共同で、生成AIを活用したコールセンター業務の自動化を目指す新プロジェクトを開始したと発表。2024年7月からソフトバンクのコールセンターに導入される予定で、顧客満足度の向上が期待される。

 ソフトバンクは、先端テクノロジーの導入を進めており、試験的に生成AIをコールセンター業務に活用してきた。今回の共同開発では、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」を利用し、LLM(大規模言語モデル)を駆使して、より効率的な顧客対応の実現を目指していく。

 LLMは、顧客の問い合わせ内容に基づいて案内を行い、必要な情報をデータソースから収集する。また、LLM自律思考型のシステムを開発し、柔軟かつ高精度な顧客対応を目指していく。さらに、「Azure AI Search」を活用し、社内データベースを参照して迅速な回答を提供していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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