日本マイクロニクスが出直り強める、ドイツ新拠点の活動準備整うと開示し高業績などへの注目再燃

■2月には「目標株価1万円」予想、上場来の高値に向け動きだす

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は3月21日、出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高の8050円(560円高)まで上げ、実質的な上場来の高値8620円(2024年3月7日)に向かっている。19日付で、ドイツ現地法人の新拠点での営業活動の準備が整ったと発表し、注目し直される様子がある。2月下旬にはモルガンスタンレーMUFG証券が目標株価を4200円から一気に1万円に引き上げたと伝えられている。

 プローブカード、ウェーハプローバなどの半導体関連製品を開発製造し、12月決算は2月14日に発表。翌日の株価はストップ高の急伸となった。2023年12月期は連結営業利益が42%減など各利益とも減益だったが、3か月ごとにみると、「第4四半期は直前の四半期に比べて売上高が約50%増、営業利益は190%増という結果」(決算説明資料より)。今期・24年12月期の予想(第2四半期までの予想のみ開示)は売上高を44%増加、営業利益を2.6倍などとし、注目が強まった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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